COBOL 2019 8 12

 「COBOL」とは、コンピューターのプログラミング言語であり、
「Common Business Oriented Language」の略です。
 私は、今でこそ「C言語」や「Python」の入門を書いていますが、
実は、プログラミング言語の入り口は、「COBOL」でした。
 当時は、IBM互換機の日立製の「HITAC」の汎用コンピューターで、
業務用ソフトウェアを開発していたのが、
私にとって、プログラミング言語の入り口となりました。
同時に、「JCL」(Job Control Language)でシステムの運用もやっていました。
 今の若い人には、「JCL」と言っても、ピンとこないでしょうが、
LinuxやWindowsの「シェル」に近いと言えば、わかるでしょうか。
 さて、2019年8月12日の日本経済新聞の電子版には、このような記事があります。
「COBOLに罪はない トップ自ら情報戦略を」
 「COBOL」というプログラミング言語がある。
1959年に業務用に開発され、金融機関などの基幹システムでは、依然として現役だ。
統計不正で問題となった厚生労働省の毎月勤労統計にも使われていることが話題になった。
 IT企業が、どの言語でシステム案件を受注しているかの調査結果をみると、
いまもJavaに次いで多い。
 だが、老朽システムの保守が多く、
斬新なサービスにつながるプロジェクトでは、まず使われない。
若手技術者にも人気がない。
 古いシステムを温存するツケは明らかだ。
経済産業省が18年9月に公表したDX(デジタルトランスフォーメーション)リポートには、
ユーザー企業の悩みが表れる。
 金融や商社・流通など8割の企業が老朽システムを抱え、
7割の企業が「有識者がいない、ブラックボックス化している」といった理由で、
デジタル化の足かせだと答えた。
(引用、以上)
 私がCOBOLの入門書を書いてもかまいませんが、
いかんせん、私には、時間がありません。
 政治、経済、科学と、
やることが多すぎて、時間を作るのは無理です。
 2017年から2018年にかけて作った「Python」入門は、疲れました。
「C言語」と比較しながら作ったから疲れたかもしれません。
 「COBOL」入門書は、将来、私の老後の趣味ならば作れますが、
そんな悠長なことを言っている場合ではないことが、
日本経済新聞の電子版を読むとわかります。


















































































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